HubSpotのレポート機能は、テンプレートが豊富なのですが、うまく使いこなせていないという声も多く聞きます。
今回は、レポートテンプレートを中心に、解説していきたいと思います。
【関連記事】HubSpotは無料でどこまでできるか?
無料で使える機能一覧についてまとめてあります。
HubSpotでは、テンプレートが準備されています。デフォルトで準備されている数は、143件です。(2024年現在)
無料ですと、カスタムレポート機能は利用できないようです。
レポート機能 | HubSpot社の機能説明 |
レポートダッシュボード | 最大2件のダッシュボード、ダッシュボードあたりそれぞれ5件のレポート (既存のテンプレートであれば、ダッシュボードは3つまで作成できました。) |
Eメールの健全性レポート | 制限付き機能 |
シンプルな収益レポート | 連携済みのStripeアカウントをお持ちのお客さまにご利用いただけます。 |
左のナビゲーションから、レポート>レポートを選択。
右上のに『レポートを作成』ボタンを押下します。
レポートを作成します。
データソースとグラフ化(グラフの種類)でフィルターできます。
データソース
CRM 受信トレイ マーケティング ウェブサイト 自動化 |
グラフ化
縦棒、横棒、折れ線、ファネル、面、円、売り上げ目標、テーブル、KPI、フィードが選択できます。
左のナビゲーションから、マーケティング>Eメールを選択し、「分析」タブへ移動します。
Eメールの効果を可視化し、次のアクションプランを立てるためのレポートです。
過去のEメールキャンペーンの配信結果や、受信者のエンゲージメントに関する詳細なデータを確認できます。利用者は、指定された期間内のEメールの送信数、開封率、クリック率、返信率といった指標を一目で把握でき、各キャンペーンの効果を測定するために使用されます。
「受信者のエンゲージメント」では、各指標がパーセンテージで表示され、どの程度のエンゲージメントが得られたかを簡潔に把握できます。さらに、配信に関するステータス(配信成功率、ハードバウンス率など)も確認できます。
Eメールの品質向上や信頼性確保にのためのレポートです。
Eメールの健全性を示す「健全性スコア」である、開封率、クリック率、ハードバウンス率、配信停止率などの主要な指標がまとめられています。このスコアにより、Eメールキャンペーンが適切に配信され、受信者に届いているか、または何らかの問題が発生しているかを確認できます。これらのデータをもとに、今後の改善策を講じることが可能です。
過去のEメールパフォーマンスデータも含まれており、例えば月ごとの健全性スコアの推移をグラフやテーブルで確認できます。Eメールの信頼性を向上させるためのガイドやリソースも提供されており、問題が発生した場合はその解決策にすぐにアクセスできます。
このレポートは、Stripe(無料)というアプリと連携している場合に利用できるようです。私は利用しておらず、今後の利用予定もないので、アプリ概要をChatGPTを使って下記にまとめてみました。
HubSpot内からStripeの決済情報や顧客データを管理できるようにします。Stripe経由での支払い処理の確認や、顧客情報の自動同期を行うことが可能です。これにより、顧客の購入履歴に基づいたより精度の高いマーケティングオートメーションが可能になります。また、アプリは無料で使用でき、簡単にセットアップが行える点が特徴です。
アプリマーケットプレイスで、「Stripe」と検索すると、検索結果に表示されます。
Stripeアプリの詳細画面が表示されます。 右上の『アプリをインストール』ボタンを押下すると、ウィザードが立ち上がり、連携ができるようです。
HubSpotのレポート機能は、標準的な分析に対応しています。初めて分析するという方は、まずは、準備されているダッシュボードから利用してみると良いかと思います。
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