今回はブログ記事の書き方についてです。ライターさんへの指示書も紹介します。
こんな方にお勧めです
まず、自社のペルソナに合うキーワードを選定します。
選定には、キーワードプランナーがおすすめです。
キーワードは、ボリュームに応じて、ビック・ミドル・スモールと分けられます。
最初に狙うのは、スモールキーワードで、ユーザーが利用するキーワードを選定しましょう。
また、他の施策にも言えますが、CVに近いところから対策するのが定石です。
スモールワード×CVに近いキーワードで対策
SEO対策の無料ツールについては、SEO対策リストと無料ツール|2024年版にまとめてあります。
検索キーワードには、検索意図という考え方があります。
Knowクエリ・Doクエリ・Buyクエリ・Goクエリの4つです。
Knowクエリ(インフォメーショナルクエリ)|知りたい
Doクエリ(トランザクショナルクエリ)|やってみたい
Buyクエリ(取引型トランザクショナルクエリ)|買いたい
Goクエリ(ナビゲーションクエリ)|行きたい
BtoBサイトでは、Knowクエリ・Doクエリがメインとなるかと思います。
Search Consoleなどで、自社サイトへの流入キーワードを確認しながら、検索意図を探ることができます。
検索意図がつかめたら、検索キーワードでの競合記事を参考にし、見出しを作成し、大枠の構成を考えます。
見出しは、SEO対策に重要な要素です。
下記の3点を意識して、見出しを作成しましょう
見出しを読めばあらすじがわかる
検索キーワードを自然に盛り込む。(盛り込みすぎは注意。あくまで自然に。)
20文字以内を意識する
読みやすさを意識します。
BtoBサイトのブログとなると、カジュアルすぎる文体はNGですが、長すぎて固い文章も、読みづらいと感じます。下記を意識して書いてみてください。
一文の文字数は50文字前後まで
漢字とかなのバランスを考える
主語と述語を近づける
PREP法を活用する
意識するのは、タイトルとディスクリプションです。
どちらも検索結果に表示されるため、クリックしたくなるように意識してください。
タイトル:表示されるのは、32文字以内。
ディスクリプション:70文字前後とする。(PCで120文字程度、スマホで60文字程度表示される。)
・企業側がアピールしたい情報は発信しない。
・読み手の課題解決に特化した内容に徹底する。
ブログのテーマは、課題解決に徹底してください。
ブログ運用は長期戦で、初期段階ではなかなか効果が出にくい施策です。効果を急ぐあまり、サービスや商品のアピールをしてしまいがちですが、注意してください。とたんに読者が離れていきます。
・社内の専門家が執筆もしくは監修する。
・自社ならではのノウハウや事例を盛り込む。
・画像や図表は、なるべくオリジナルなものとする。
・文字数は、2,000~3,000字程度を目安とする。
Googleが、WEBぺージを評価する上での評価基準「E-E-A-T」を意識しましょう。
E・・・Experience(経験)|経験に基づいたコンテンツになっている
E・・・Expertise(専門性)|特定の資格や専門知識をもっている
A・・・Authoritativeness(権威性)|情報源として取り上げられたり、多くの口コミがある
T・・・Trust(信頼)|運営母体の情報や、プライバシーポリシーやキャンセルポリシーなど
・週1回以上、定期的に発信する。
SEO対策の効果が出始める目安は、100記事です。また、継続性も重要です。週に1回以上を定期的に更新すれば、1年程度で100記事を超え、効果も表れ始めます。
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ブログの運用は、意外と工数が嵩みます。運用事務局、複数の執筆者で始めることをお勧めします。
運用事務局は、社内で組むのが理想です。
有識者がいない場合は、運用体制が整うまで、一時的に外注し、ノウハウを吸収するのが良いかと思います。
執筆に関しても、外部のライターさんへ依頼することも視野に入れ、運用が滞らないようにすることも重要です。
ライターさんへ依頼する場合の指示書は、下記で紹介しています。
SEO記事作成のための指示書。ライターさんと上手に付き合うために。