KPI設計をするにあたり、目安が無いと困りますよね。ということで、目安の数字をまとめてみました。 KPI設計の手順については、下記を参照ください。...
デジタルマーケティング施策の計画
ストック型メディアと
フロー型メディアの考え方
マーケティングにおいて、ストック型とフロー型のメディアは相互補完的な関係にあります。
・ストック型メディアがコンテンツの基盤を形成し、長期的な価値を提供する。
・フロー型メディアがストック型メディアへの誘導や拡散を担う。
フロー型メディアのほうが即効性が高いですが、ストック型のコンテンツがあった上で効果を発揮する点は押さえておきましょう。
ストック型メディア
蓄積型のコンテンツ(ブログ記事、動画など)
特徴
検索エンジンで発見されやすいため、長期的に価値を保持できる。
企業の資産として機能する。
フロー型メディア
リアルタイムな情報発信(SNS投稿、ニュースなど)
特徴
拡散力が高いが、情報の寿命が短い。
認知度の向上には効果的。
内製と外注の判断基準
理想的なアプローチは、外注を効果的に活用しつつ、並行して社内のスキルやノウハウの蓄積を図る方法です。
例えば、広告運用やフロー型のメディアなどは、トレンドを追い続けなければならないため、外注するほうが効果的な場合もあります。
一方、ストック型は、内製化を目指し、体制含めて資産化していくことが有利に働きます。
注意点は、外注先への依存度が高くなることです。丸投げせず、ノウハウを吸収していく必要があります。
内製と外注の比較
視点 | 内製 | 外注 |
コスト | 固定費(人件費が高い) |
変動費(プロジェクト毎に支払い)
|
専門性 | 社内ノウハウを蓄積 |
最新の知識とトレンドを活用可能
|
柔軟性 | 社内環境の変化に対応しやすい |
多様な事例やトレンドに迅速に対応
|
リソース | 固定リソース |
プロジェクトごとに調整可能
|
KPI設計|転換率の目安
KPI設計は、ユーザーの獲得から売上までを一気通貫で行います。
BtoBのマーケティングファネルにおいて、一般的な数字があります。KPI設計にはもちろん、目標設定の妥当性の確認にも利用できます。
一般的な数字
評価スコアの設計
評価指標を決定し、スコア設計を行います。
スコアは、一般的には、1~5点(低いほど効果が薄い)。必要に応じて10点スケールや3段階スケールを使用します。
次に、重み付けを行います。
マーケティングファネル毎に、重視する指標が違いますので、マーケティングファネル毎に重み付けを行います。
評価指標の例
指標 | 説明 |
売上へのインパクト | 売上やKPIなどに与える影響の大きさを測る指標 |
コスト | 施策に必要な予算・経費などのコスト負荷を評価 |
緊急度 | 機会損失やリスクを避けるために、どれだけ早急な対応が必要かを示す |
リスク回避 | 施策を行わない場合に起こり得るリスクをどの程度回避できるかを評価 |
リソース負荷 |
施策実行のために必要な人的・時間的リソースの大きさを評価
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効果の持続性 |
一度施策を行った後、効果がどの程度長期間続くかを評価
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