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低予算でも効果的なBtoBデジタルマーケティング施策

低予算でも効果的なBtoBデジタルマーケティング施策 

 

BtoBマーケティングって、企業同士の取引だからこそ、しっかり考えて進めたいものです。
この記事では、低コストでもしっかり効果を出すためのコツやアイデアを、詳しく紹介していきます。

低予算で効果的なBtoBデジタルマーケティングの全体像

BtoBマーケティングの必要性と重要性

BtoBマーケティングとは、企業間取引での販促活動を実施することですが、主に、ターゲット企業の課題解決が重要なポイントになります。
顧客の購買プロセスの57%が営業担当者に会う前に終わっている (The Digital Evolution In B2B Marketing)という調査結果があるように、購買プロセスの各段階(認知、検討、意思決定)に応じた戦略的なマーケティング活動が必要です。

デジタルマーケティングを理解するための基本知識

デジタルマーケティングは、下記に挙げたような、複数の施策を組み合わせて効果を上げます。

  • WEBサイトやオウンドメディアの運用
  • SNS運用
  • SEO対策
  • メールマーケティング

マス広告とは異なり、デジタルマーケティングではターゲットを絞り込むことができます。
そのため、ターゲットとなる顧客像(バイヤーペルソナ)や、顧客の購買行動を理解するためのバイヤージャーニーを設計することが非常に重要です。
これにより、より効果的なマーケティング施策が実現できます。

低予算で取り組む際の心構え

限られた予算で最大の効果を出すには、戦略の優先順位を明確にすることが重要です。
特に、売上に直結するプロセスを優先して取り組むことで、リソースを効率的に使えます。
常に費用対効果(ROI)を意識し、最も効果的な施策に集中することが成功への近道です。

BtoBマーケティング施策の選定と戦略

低予算で実施できるマーケティング施策とは

低コストで実施できる施策として、以下が挙げられます。

  • SNSを活用した情報発信
  • コンテンツマーケティング
  • メールマーケティング

これらの施策は、無料または低価格のツールを使うことで、効率的に行うことが可能です。

関連記事:BtoBマーケティングの主な施策

KPI設定の重要性

マーケティング施策の成果を正確に把握し、改善の方向性を明確にするためには、KPI(Key Performance Indicator)の設定が欠かせません。
KPIを明確にしておくと、効果測定の際に「どの施策が有効なのか」を判断しやすくなり、予算やリソースの優先順位を適切に決定できるようになります。
反対に、KPIが曖昧なままだと、施策の成果を正しく評価できず、改善ポイントも分かりづらくなります。
結果として、手当たり次第の施策を繰り返すリスクが高まり、貴重なリソースを無駄にしてしまう可能性があります。

関連記事:BtoBマーケのKPI設定・KPIツリー総合ガイド

狙うべきターゲットの明確化

ターゲットを明確にするために、バイヤーペルソナとバイヤージャーニーを設計します。
これにより、具体的なターゲット像とその購買プロセスを把握できます。
また、マーケティング部門だけでなく、営業やプロダクト部門との協力が重要です。これにより、現実的で実践的な戦略を立てることができます。
バイヤーペルソナとバイヤージャーニーは、定期的に見直すことが大切です。市場の変化に対応するため、柔軟に調整を加えることが、効果的なマーケティングに繋がります。

関連記事:BtoBマーケティング戦略設計

実際、私がマーケティング戦略を進めた時は、リーンキャンパスを活用しました。
限られたリソースで進める際に、この手法がとても役立ちました。

リーンキャンパスの利点
・事業の全体像を迅速に把握できる
・必要な要素を効率的に整理できる 

費用対効果の高い戦略の策定方法

低予算でのマーケティングでは、投資対効果(ROI)の分析が欠かせません。
データに基づいた戦略を立て、改善サイクルを回すことが大切です。
小規模なテストを繰り返し、成功事例や失敗事例を分析する手法が効果的です。

関連記事:デジタルマーケティングのROI|計算方法や目安を理解する

リード獲得のための実践的アプローチ

Webサイトを活用したリード獲得の手法

BtoB企業にとって、自社のWebサイト/オウンドメディアは、情報発信とリード獲得の拠点です。
ユーザビリティを重視し、問い合わせフォームやホワイトペーパーのダウンロードなど、リード獲得に直結するCTA(Call To Action)を設置することが効果的です。
また、SEO対策を徹底することで、オーガニックトラフィックを増やし、低コストで見込み顧客を集めることが可能です。

メールマーケティング

メールマーケティングは、低予算でありながら高いROIを実現できる非常に効果的な手法です。
特にBtoBマーケティングにおいて、メールは依然として有効なコミュニケーションツールとされています。
ターゲットリストのセグメント化やパーソナライズされたメッセージの送信を行うことで、エンゲージメントを高め、より強い関係を築くことができます。

イベントやセミナーの効果的な活用法

イベントやセミナーは、関心の高い企業担当者と接点を作るために非常に有効な手段です。
特定のテーマに絞ったセミナーを開催することで、ターゲットとなる企業担当者との信頼関係を築きやすくなります。また、イベント後にフォローアップを行うことで、その信頼関係を維持し、長期的に繋がりを保つことができます。

以前、私は毎月セミナーを開催し、セミナー後には、参加者に対してアンケートを行っていたのですが、その後は受け身で、放置している体制となっていました。
それでは機会損失があるのではと思い、インサイドセールスと連携して、セミナー参加者に翌日に、セミナー参加のお礼ついでに、課題をヒアリングするような電話をかける体制に変更したところ、徐々にアポイントが増え始め、商談に繋がるケースも増えてきたという経験があります。

イベントやセミナー後、ターゲットに合わせて適切なアプローチはとても有効な手段です。

デジタルツールの活用による運用効率化

マーケティングオートメーション(MA)ツールの選定

MAツールは、リードの育成やメール配信、データ分析を自動化するための強力なツールです。
低予算でも利用できるクラウドベースのサービスが多数存在します。
高額なMAツールを導入し、利活用が進んでいない事例が非常に多いです。
自社の規模やニーズに合わせた選定を行いましょう。
【2025年版】BtoBのおすすめMAツール規模別比較にまとめてありますので、参考にしてみてください。

SNSを使った低コストプロモーション

SNSは、BtoBでも効果を発揮するプロモーションチャネルです。
LinkedInやX(旧Twitter)、Facebookなどを活用し、業界に特化した情報発信を行うことで、専門性をアピールできます。
SNSと連携して自動投稿が可能なMAもあるので、運用工数の負担が軽減されます。

分析ツールによるデータ活用の重要性

マーケティング施策の効果を測定するなら、Google AnalyticsやLooker Studio(無料で利用可能)などのデータ解析ツールを活用しましょう。
データに基づいて意思決定を行うことで、施策の改善ポイントを素早く見つけ、リソースを効率的に配分できます。

関連記事:デジタルマーケティング施策の効果測定

まとめ

低予算でもBtoBマーケティングはしっかり成果を出せます。
大事なのは、
「誰に」「何を」届けるかを明確にすること。
少ない予算でも工夫次第で大きな効果を生むことができるので、まずは小さな成功を積み重ねていきましょう!

BtoBマーケティングスターターガイドを作成しました。こちらも参考になれば幸いです。

この記事を書いた人[ABOUT

WEBマスターやデジタルマーケティング業務で20年以上の経験。
インバウンドマーケティングの仕組み構築と運用・グロースの責任者として、中小企業を中心に業務効率化をしてきました。
現在は、大手広告代理店グループで同様の任務を担っています。