BtoBマーケティングの主な施策
SEO対策
検索キーワードは、3段階で変化する
検索キーワードは、「選び方の勉強」「候補洗い出し」「候補絞り込み」の順で変化します。
「選び方の勉強」の段階では、ブログやコラムなどの記事ページに訪問し、資料ダウンロードなどをCTAとします。
「候補洗い出し」の段階では、比較サイトや口コミサイトなど、第三者の情報がメインとなるため、自社サイトのSEOではなく、比較サイトなどに情報掲載するなどの対策が有効です。
「候補洗い出し」は、社名やサービス名の検索で流入します。ゴールへ直行できるCTAを設置することが重要です。
3段階の変化のイメージ
フェーズ |
選び方の勉強 |
候補の洗い出し |
候補絞り込み |
行動 |
初めてガイドなど記事閲覧やダウンロード |
口コミ、比較サイトで情報収集 |
社名・サービス名で検索 |
対象サイト |
情報サイト・自社 |
第三者(比較・口コミサイト) |
自社・競合 |
自社でできること |
ユーザーニーズに答えた記事作成 |
SEO対策から除外する |
契約に必要な情報に加え、社内稟議に必要な情報があると良い |
ブログの運用・ブログ記事作成
ブログ記事は、サイトへの入り口となることが多いため、予めキーワードを設定してから記事を書きます。
訪問したユーザーは、目的の情報を入手したら、サイトを回遊せずに離脱します。そのため、ブログ記事内にホワイトペーパーのダウンロードへ促す導線を設置しておくと、リード獲得へとつながりやすくなります。
記事作成の目安
- 更新頻度は、週1回以上とする
- 記事は、2〜3千文字を目安にする
- 100記事以上でストック効果がでると言われている
- 1文あたりの文字数は、句読点などを除いて30~40文字程度が読みやすい。
- 1行の長さは、横書きであれば35~38文字。
リード獲得のための
ホワイトペーパーダウンロード
ホワイトペーパーは、リード獲得のための有効な手段です。
ブログ記事で有益な情報を提供し、さらに深い内容はホワイトペーパーで、などの導線で、リード獲得につなげます。
あくまでリードにとっての有益な情報であることを意識します。自社の製品やサービスのアピール資料を設置しても、あまり効果は期待できません。
ホワイトペーパーの種類
- ノウハウ
- 事例
- 入門ガイド
- 調査レポート
- 比較レポート
- 用語集
- チェックリスト・テンプレート
ホワイトペーパーの活用法
- 資料掲載メディアに掲載する
- 営業資料として利用する
- メルマガで紹介し、サイト訪問のきっかけを作る
新規リード獲得にも、既存リードの育成にも効果的な
ウェビナーの開催
オフラインのセミナーに比べ、気軽に開催でき、商談につながるコミュニケーションのきっかけや、顧客課題など、有益な情報が得られます。
セミナー後は、商談につなげたいリードを中心にコミュニケーションを継続することで、商談確率が上がります。
また、セミナーを録画しておき、後日、アーカイブ配信で二次利用することで、効果的・効率的にリード獲得や商談獲得へとつなげることが可能になります。
ウェビナーコンテンツは二次利用がお得
リード獲得
・ウェビナー内容をブログ記事にする
・アーカイブ配信を行う。
商談獲得
・ウェビナーでのQ&Aをコンテンツ化し、限定公開。Q&Aの内容を踏まえ、特別無料相談会の実施
・参加者限定のアーカイブ動画の配信
メルマガ配信と
様々なメールマーケティング手法
メール配信は、BtoBではまだまだ有効です。
手始めに、リード全体に送るメルマガを実施しましょう。定期的に配信すること、サービス名や製品名を件名に含めることをお勧めします。
獲得したリードのうち、ターゲットになりうるリードをセグメントし、そのセグメントには、営業と連携し、メールや電話をかけ、ヒアリングをしてニーズを捉えたり、アポイントにつなげます。
主なメールマーケティングの種類
種類 | 説明 |
メルマガ | 同じ内容のメールを一斉配信 |
ステップメール | スケジュールに沿って自動配信 |
ターゲティングメール | ターゲットに配信 |
リターゲティングメール | 行動に応じて配信 |
メールマーケティングから始めようとする方がいますが、十分なコンテンツが無いと、配信するネタも無くなりますので、注意しましょう。
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